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五十肩
五十肩は、いつの間にか痛みが出てきて、動きも悪くなり、いつの間にか治ってしまう、という症状。
原因は、関節包の内側にある滑膜の炎症。
この炎症が次第に周りに広がっていくため、肩関節周囲炎と呼ばれています。
症状としては、激しい痛みと、肩の可動域が狭くなる、という二つがあります。
五十肩は3つの時期に分けることができます。
■急性期
痛みが強くなり、ピークに達する。
関節は動かすことができる。
■慢性期
痛みはだんだん和らいでくる。
肩が硬くなり、動きが非常に悪くなる。
■回復期
痛みはほとんど感じなくなる。
関節はだんだん動かしやすくなる。
五十肩になっても回復期になれば治る、と思ってしまいがちですが、何もしないで放っておいたり、対処法を間違えると、症状が長引くことがあります。
例えば、痛みが強い急性期に無理に動かすと痛みが長続きする、関節の動きが硬い慢性期に何もしないでいると動きが悪くなる、など。
適切な治療法は、急性期には安静にする、慢性期には薬物療法、回復期にはリハビリをすることが大切。
また、肩の動きが悪い場合は、ヒアルロン酸の注射が効果的。
体に元々ある成分なので、副作用の心配はほとんどありません。