過活動膀胱は、膀胱が異常な働きをすることで起きます。 膀胱が勝手に縮んだり、過敏な働きをして、尿が十分溜まっていないのに尿意が起きてしまうのです。
この過活動膀胱を患っている高齢男性の中で、最も多い原因は「前立腺肥大症」。 前立腺肥大症は、前立腺の肥大によって尿が出にくい状態が続き、膀胱が過敏に働くようになります。
また、脳卒中などの後遺症で、脳と膀胱の筋肉を結ぶ神経回路の障害が起きていることも原因として考えられます。